勉強しても成績が伸びない理由と改善策
目次
勉強しても成績が伸びない理由
勉強はやっているはずだけど成績が一行に伸びないというお子さんがいます。勉強はとりあえず時間を確保してやみくもにやっても出来るようにはなりません。お子さんそれぞれに合った学習方法で取り組む必要があります。
1.学力レベルにあった勉強をしていない
算数、数学などでありがちですが、たくさん問題を解いたからと言って出来るようになる訳ではありません。。
そのお子さんにとって簡単すぎる問題をたくさん解いてもほとんど意味がありませんし、難しすぎる問題を解いてもやはり効果はないでしょう。。
算数・数学が出来るようになるためには、お子さんにとって適度に難しい問題を数多くこなすことが大切になってきます。
2.嫌々と勉強をしている
勉強は嫌いだけど、授業はとりあえずノートだけは取っている、宿題も出されたものだけはとりあえずやっている、こうしたお子さんは傍から見ると最低限勉強をやっているように見えますが、本人が嫌々やっているので中々身に付きません。
こういったお子さんの場合は、まずは勉強嫌いを克服する必要があります。
3.お子さんのタイプ・性格にあった勉強をしていない
学校以外での勉強方法には、家庭での自主学習、通信教育、塾、家庭教師などが考えられますが、これらには向き・不向きがあります。塾が向いている子もいれば、家庭教師が向いている子もいるわけです。
こういった向き・不向きを考慮せずに、例えば塾に向いていない子に無理やり塾に行かせても成績アップにはつながりません。むしろ勉強嫌いを助長する可能性すらあります。
通信教育が向いているタイプ
- 自主的に学習する習慣がついている
- 目標やスケジュールを自分で設定出来る
塾(集団塾)が向いているタイプ
- 積極的に質問出来る
- マンツーマンの指導が苦手
- 授業の内容を理解してついていくことが出来る
- 友達と一緒に競い合いながら勉強するのが好き
家庭教師(個別指導塾)が向いているタイプ
- 親御さんが勉強を見る時間を取るのが難しい
- 苦手科目がはっきりしている
- みんなの前で質問するのが苦手