オンライン家庭教師の特徴と始め方

オンライン家庭教師はインターネットを利用してモニター越しに1対1の指導を行う形式の家庭教師です。

ここでは、オンライン指導が受けられる家庭教師会社の紹介の他、オンライン家庭教師を始めるにあたって必要な機材やネット環境、料金の相場、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

目次

「家庭教師をつけたいけど、先生を部屋に上げることに抵抗がある」という方は多いでしょう。オンライン家庭教師ではこういった不安が解消されます。

また、オンライン家庭教師は全国どこでも先生と生徒が繋がることが出来ます。全国にいる数多くの家庭教師の中からお子さんにピッタリの先生を選ぶので、例えば沖縄に住んでいても東大生の家庭教師に就いてもらうといったことも可能です。

この他、新型コロナウイルス感染症が心配で、塾に通学させたり家庭教師の先生に来てもらったりすることに不安を感じるという方にもおすすめです。

ほとんどのオンライン家庭教師の会社では、パソコン（ノートPC）と高速インターネット環境があればすぐに始めることが出来ます。

実際にオンライン指導を開始する場合には、Webカメラやヘッドセット、生徒さんの手元を写すカメラなども必要となりますが、これは大抵レンタル可能です。また、ノートPCの貸し出しを行っている会社やスマホ・タブレットでも受講可能な会社もあります。

パソコン、ノートPC

パソコンやノートPCをお持ちであればスムーズにオンライン家庭教師を始めることが出来ます。

パソコンがない場合でも、スマホやタブレットでも受講可能な家庭教師会社もある他、ノートPCの貸し出しを行っているところもあります。

Webカメラ、ヘッドセット

ノートPCであれば、大抵Webカメラは付いています。マイク、スピーカーも内蔵されている機種がほとんどですが、聞き取りやすさを考えるとヘッドセットがあれば万全といえます。家庭教師会社によってはレンタルも可能ですが、それぞれ数千円程度なのでお持ちでない場合は購入してもよいでしょう。

インターネット環境

光回線などの高速インターネット環境が必要です。推奨となる回線速度は家庭教師会社によって異なります。

ソフトウェア（アプリ）

オンライン通信に利用するソフトウェア（アプリ）をインストールします。家庭教師会社から指定されたものをインストールするだけなので、予め準備する必要はないでしょう。

インストール作業自体は簡単でサポートもしてもらえるので、パソコン・ITが苦手な人でも安心です。

手元を写すカメラ

お子さんの手元が先生に見えるために手元を写すカメラが必要となる家庭教師会社もあります。この機材に関しては家庭教師会社側で用意してもらえます。

オンライン家庭教師は、月謝（指導料）やテキスト代の他に、「システム料金」や「機材のレンタル代」といった費用が発生することがあります。月謝が安くても、システム料金やレンタル費用が高いケースもあるので事前に確認しておきましょう。ただ、先生の交通費が発生することはないため、この点は通常の家庭教師より安くなります。

月謝・教材費

月謝や教材費は通常の家庭教師と大きな違いはないでしょう。月謝の相場についてもオンラインだから高い・安いということはありません。

システム料金

オンライン家庭教師の特徴は、通常の家庭教師と違って「システム料金」が発生する点です。システム料金とは、通信に利用するソフトウェア（アプリ）の使用料などの費用で、月額数百円から3,000円程度が相場となっています。

機材のレンタル代

Webカメラやヘッドセットなどのオンライン指導に必要な機材を持っていない場合は、レンタルすることが出来ます。この費用がレンタル代です。レンタル可能な機材は家庭教師会社によって異なります。また、無料で機材を貸し出している会社もあります。

交通費

オンライン指導のため、家庭教師の先生の交通費は発生しません。

希望に合った先生に出会える

通常の家庭教師は、生徒さんの自宅に近いエリアに住んでいる先生に限定されますが、オンライン家庭教師の場合は全国にいる先生の中から生徒さんに最も適した先生が選ばれるため、希望に沿った先生に就いてもらえます。

特に地方にお住まいの方にとっては非常に大きなメリットと言えるでしょう。

先生を自宅に招く必要がない

オンライン家庭教師は、当然のことながら家庭教師の先生を自宅に招く必要がありません。先生を家にあげることに抵抗のある人にとっては大きなメリットです。

親御さんが家にいなくても安心

先生が部屋に上がらないので、例えば共働きで親御さんが不在の場合でも安心です。

交通費は無し

オンライン家庭教師では、先生の交通費は発生しません。

遅い時間帯でもOK

多くのオンライン家庭教師会社では遅い時間帯（22時以降）での指導も可能です。小中学生では難しいですが、大学受験などの目的で利用する場合には検討してみてもいいでしょう。

勉強に集中しにくい

オンライン家庭教師ではパソコンの画面越しに繋がっているものの、基本的にお子さんは部屋で一人で勉強することになります。すぐに傍に先生がいる通常の家庭教師とは違い集中力を欠きやすい環境といえます。

コミュニケーションが取りにくい

カメラでお互いの顔が見えたとしてもモニター画面越しのコミュニケーションは取りにくいものです。わからないことがあっても質問がしにくかったり、質問の意図がうまく伝わらなかったりすることもあるでしょう。

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