小学生理科の家庭教師

理科は算数と並び苦手とするお子さんが多い教科です。そのため、家庭教師で指導対象とするご家庭が多い傾向にあります。

1年、2年次は生活科として学習するため、小学校の理科は3年生からスタートです。「生物とその環境」、「物質とエネルギー」、「地球と宇宙」という3つの分野があります。

小学生で勉強する理科は、一部「計算問題」があるものの「暗記」の要素が強いので、きちんと勉強をすれば成績がアップしやすい科目と言えます。中学の理科や高校の物理、化学が苦手という人は、小学生の理科でつまずいているケースが多いので、早いうちに弱点を克服しておくことをおすすめします。

つまずきやすいポイントとしては「実験の問題」や「計算問題」が挙げらえます。家庭教師を利用してこの辺りを重点的に補ってもいいでしょう。

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目次

小学生の理科の重要ポイント

理科嫌い・苦手克服~なぜ理科が苦手になる?

小学校で習う理科に限った話ではありませんが、理科は大きく「暗記問題」と「計算問題」に分けることが出来ます。苦手なお子さんが多いのが計算問題です。

小学生の理科の計算問題は、計算自体は簡単なものの計算式を導き出す過程を難しく感じるお子さんが多いようです。

問題文を見て「どんな公式を使えばよいのか?」「どうやって計算式を組み立てればよいのか?」を頭で考える必要があるため、自分だけで勉強していても中々成績が上がらないことがあります。

理科の計算問題が苦手なお子さんの場合は、やはり身近に質問出来る人が欲しいので、親御さんが勉強を見てあげるか、それが難しい場合は家庭教師がおすすめです。

家庭教師であれば苦手な分野・単元を集中して勉強が出来るので効果的といえます。

中学受験対策~理科の得点を上げるには?

中学受験対策として、塾に通ったり家庭教師をつけたりすることは有効です。理科の場合は中学受験特有の問題も多いので小学校の勉強だけでは難しい面もあります。

受験対策で塾や家庭教師を始めるタイミングですが、出来れば小学5年生からがおすすめです。6年生から始めた場合、6年生の学習と5年生までの復習と同時に行う必要があるのでお子さんへの負担が大きくなります。

学年別の小学生理科の指導内容

小学1年生、2年生~生活科

小学1~2年時には理科という教科は無く、生活科として学習します。生活科は理科と社会科の基礎となる内容です。主に9つの内容に分かれますが、理科に対応するのは「季節の変化と生活」、「自然や物を使った遊び」、「動植物の飼育・栽培」です。

地学や生物に該当する分野が中心で、基本的に計算問題などはありません。季節の移り変わりや動植物の観察といった生活に身近な内容なので、この時点で理科が嫌いになるお子さんは少ないでしょう。

小学生のうちに学習習慣をつけるといった目的で、国語や算数と一緒に生活科を家庭教師に見てもらうケースはありますが、生活科のみ家庭教師をつける必要はまだないでしょう。

小学3年生

小学3年生から理科が本格的にスタートします。1、2年ではなかった物理学の分野の内容も学習します。

3年生の主な学習内容は、身の回りの植物や虫の観察、太陽の動きや光、風やゴムの力の働き、電気回路の仕組みや磁石の性質などです。

小学生理科の基礎的な内容とはいえ、力の働きや電気回路といった物理に該当する単元も現れます。ここで苦手意識を持ってしまうと理科が嫌いになってしまうこともあるので、つまづかないように注意しましょう。

苦手を感じている単元のみ家庭教師をつけるといった方法もありでしょう。

小学4年生

小学4年生の理科では、生き物(動物や植物)の季節による活動の変化を見ていきます。空気や水の力や電流の働きなど3年生で学んだ理科の内容を発展させた単元も登場します。

この他、月や星といった天体に関する内容や水の変化や物質の性質などの化学に関する内容を学習します。小学生の理科で化学の分野を本格的に学ぶのは4年生が初めてです。

3年生のときと同様に苦手を感じている単元のみ家庭教師をつけるといった方法もおすすめです。

小学5年生

小5の理科でも動物、植物の単元がありますが、より具体的で詳しい内容となります。メダカの雌雄の飼育を通して産卵からの様子を観察したり、めしべやおしべといった花の作りについて学んだりします。5年生ともなると小学生とはいえかなり複雑な内容です。

この他、台風と天気の変化や電流・電磁石の仕組み、物質の溶け方、振り子の性質なども学びます。

5年生辺りから中学受験を意識して家庭教師や塾を始めるご家庭が出てきます。

小学6年生

小6の理科では、水や空気、食べ物と私たちの生活との関わりや大地のつくりなど身近な事柄についてより詳しく学習していきます。てこの原理や水溶液の性質などは理科に苦手意識を持つお子さんの多い単元です。

6年生になると中学受験対策として理科の家庭教師や塾を始めるご家庭が多い傾向にあります。また、小学5年、6年の理科の内容を理解していないと中学校に入ってから苦労するので、苦手対策・基礎力強化といった目的で家庭教師をつけることもおすすめです。

中学に入ってから理科が苦手にならないためにも、卒業までに小学生の理科の内容は一通り理解しておくようにしましょう。

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